管理番号 | 新品 :93376707 | 発売日 | 2024/11/22 | 定価 | 22,800円 | 型番 | 93376707 | ||
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カテゴリ |
商品の説明
全5冊揃い、カバーにヤケありますが帯付き、本文美で揃いはなかなか機会がないと思います。
1 伊藤仁斎:天下公共の道を講究した文人学者 片岡 龍・金 泰昌 編
「道なるものは天下の公共、人心の同じく然るところ」――17世紀の京都、「武」に偏した時代に抗し、一市井人として『論語』と『孟子』というアジアの古典に立ち向かった仁斎。「公共的な対話」の場を重視した仁斎は、人間社会を、そして人や自然の「生命」のつながりをどう見ていたのか。
2 石田梅岩:公共商道の志を実践した町人教育者 片岡 龍・金 泰昌 編
「士農工商は天下を治めるたすけとなる」――江戸期、都市化・経済化の流動的な波の中で、人々の生のつながりの公共的意義を説いた梅岩。広範な影響を及ぼしたその心学は、人々に希望を与え、世界のすべての存在が共に幸福になることをめざす創造的・運動的な営みであった。
3 横井小楠:公共の政を首唱した開国の志士 平石直昭・金 泰昌 編
「道を明らかにして世界の世話焼きにならねばならぬ」――幕末期に世界における日本の位置を見定め、「公共の政」としての近代日本の行方を指し示した小楠。その公共する思想を焦点とし、関連する人物を多角的に論じ、小楠とその時代について新しい知見を示す。
4 田中正造:生涯を公共に献げた行動する思想人 小松裕・金 泰昌 編
「真の文明は山を荒さず、川を荒さず、村を破らず、人を殺さざるべし」――今に生きる田中正造について、環境運動、取り巻く人物、思想的可能性の三つの視角からアプローチし、明治の足尾銅山鉱毒問題から現代の水俣病まで射程に入れて、公共する「いのちの思想人」を描き出す。
5 新井奥邃:公快共楽の栄郷を志向した越境者 コール ダニエル・金 泰昌 編
「人たる者は皆神聖にして犯すべからず」――幕末を生き、明治・大正を駆け抜けた稀有な思索の人・奥邃。儒教とキリスト教を思想的背景とし、田中正造との精神的な深い交友をもった、知られざる「いのちの思想家」の事跡と言行と思想に対し、公共哲学の観点から新たな光をあてる。
シリーズ「公共する人間」は、近世・近代の日本で生まれ生きた5人を取り上げ、その人物と時代とにさまざまな角度から新たな光をあてなおして、公共哲学をさらに深め広げる試みである。
リサイクル材を使用させていただきます。
商品の情報
カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > 人文商品の状態目立った傷や汚れなし発送元の地域静岡県