管理番号 | 新品 :79203301 | 発売日 | 2024/12/05 | 定価 | 33,000円 | 型番 | 79203301 | ||
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アーティストのSHUN SUDOは、敬愛するアメリカの男子プロバスケットボールリーグ NBA、そして1920年の創業以来、ストリートカルチャーとともに多くの人々に愛されてきたヘッドウェア&アパレルブランドのNEW ERA®とのトリプルネームのコラボレーションキャップを発表します。水墨画的な動静を併せ持った繊細なタッチ、日米のポップ・ストリートカルチャーを継承したモチーフや色彩、世界を旅しながら得た感性をもとに独学でアートを学んできたSHUN SUDOは、世界へと活動の幅を広げながら、枠にとらわれない表現方法で近年世界から注目を集めています。彼が敬愛して止まないNBAへのオマージュを捧げたコラボレーションでは、6つのチームをピックアップし、そのチームロゴとともに、これまで”LOVE&PEACE”の象徴として描いてきた彼の代表的なモチーフ”BUTTON FLOWER”を取り入れた特別なデザインを今年70周年を迎えるNEW ERA®のアイコンモデル” 59FIFT®”に施しています。
【NBA × SHUN SUDO by NEW ERA® “Love&Peace, Ball&Hoops” コラボレーションストーリー】
LOS ANGELS LAKERS BOSTON CELTICS
西のロサンゼルス レイカーズと東のボストン セルティックスは、ともにNBAを代表する名門チームで、1960年代からNBAファイナルで12回も対戦してきた宿命のライバル。このライバル関係は、1980年代にマジック・ジョンソンとラリー・バードが登場し、頻繁にファイナルで対戦するようになると、さらに激化していった。しかし1992年にラリー・バードが引退すると、セルティックスは長期間の低迷期に突入。一方のレイカーズもシャキール・オニールがチームを去り、コービー・ブライアントが主力となるもしばらくは低迷の時期が続いた。2008年、そんなトンネルを抜けた両チームで行われたファイナル。僕はレイカーズファンの友人とテレビの勝利の行く末を見守っていた。
勝負をわけたのは、「頂点へ登りつめよう」という勝利への飢餓感だったのかもしれない。キャリアのなかで一度もNBAのタイトルを獲得したことがなかったセルティックスの”BIG3”、ポール・ピアーズ、ケヴィン・ガーネット、レイ・アレンがファイナルで爆発。レイカーズ有利の下馬評を覆し4勝2敗で頂点に立った。“It is possible to achieve the impossible”.MVPに輝いたケヴィン・ガーネットの「能なことなんてないんだ!」という叫びは、長いNBAの歴史のなかでも屈指の名言だと思う。レイカーズファンの友人は当然落ち込んでいたが、僕にとってはセルティックスの奮闘が印象に残ったファイナルだった。
レイカーズが本当の意味で「コービー・ブライアントのチーム」になったのは、このファイナル敗退がきっかけだったのではないかと思う。この夏、北京オリンピックにアメリカ代表の一員として参加したコービーは、得点よりもディフェンスを意識した献身的なプレーに徹し、金メダルに大きく貢献した。チームの勝利を強く意識するようになったコービーが率いるレイカーズは翌2009年チャンピオンとなると、2010年には因縁のセルティックスを退けて連覇。コービーは“ネクスト・ジョーダン”としての評価を確立し、カリスマ的な人気を得ることになる。この2008年と2010年のライバル対決は、敗戦は大きな成長の糧になること、そして点ではなく線としてNBAを観続ける楽しさを僕に教えてくれたような気がする。
【SHUN SUDO】
1977 年、東京生まれ。世界を旅しながら得た感性をもとに独学でアートを学ぶ。水墨画的な動静を併せ持った繊細なタッチ、日米のポップ・カルチャーやストリート・カルチャーを継承したモチーフや色彩。映画、音楽、自然、アニメーションからインスピレーションを得て生まれた幻想的な「生物」と「花」。一つのジャンルに収まりきれない、 彼の世界観が紡ぐアート作品が近年世界から注目を集める。2015年、初のソロ・エキシビジョン「PAINT OVER」をNew Yorkで開催。それ以降、国内外で個展を開催しながらNew York、Miami、Tokyo (Ginza) 、東京オリンピック 2020 のスケートボード会場で手掛けたスケールの大きなアートウォールも話題に。今後も現代アーティストとして、活動の幅を広げていく。
Official Website : https://www.shunsudo.com
Instagram :@shun_sudo