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古今和歌集 室町時代 保科正経、松平不昧公正室旧所蔵品(茶道掛軸額縁)

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商品詳細情報

管理番号 新品 :12871719 発売日 2023/12/15 定価 23,000円 型番 12871719
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古今和歌集 室町時代 保科正経、松平不昧公正室旧所蔵品(茶道掛軸額縁)

商品の説明
室町時代に書かれた古今和歌集・古筆切(額縁入)を出品いたします。

桐箱に同梱されていた元亀二年(1571)の年号の入った文が古筆と同一・同質の和紙でありましたため、書かれた年代は元亀二年(1571)以降と推定されます。

この古今和歌集の筆者の特定はできませんでしたが、過去の所蔵者は次の通りとなります。


(1)会津松平家2代藩主・保科正経(1647-1681年)
(2)出雲松江藩10代藩主・松平治郷(不昧公)正室・方子姫(1752年-1829年)
(3)仙台藩侍医・木村寿禎(1774-1834年)



<古筆切の状態について>
額縁に入っておりますが、裏打ち等はしておりません。掛軸への変更も可能です。


<寸法>
(古筆)縦27cm、横7.6cm
(額縁)縦34cm、18.3cm
※額縁は木製、表面はガラスです。


<送付方法等>
・ゆうゆうメルカリ便(ゆうパック)にて発送致します。
・読み下し文と現代語訳をお付けいたします。


<読み下し文>

(つらゆき)
さ月やま(五月山)梢をたか(高)み郭公なくね(音)空なる恋もするかな(和歌番号579)

凡河内みつね(躬恒)
(秋)霧のは(晴)るゝ時なき心にはたちゐ(立居)の空もおも(思)ほえなくに(和歌番号580)

清原深養父
虫のことこゑ(声)にたてゝはなかねとも泪(涙)のみこそ
した(下)になか(流)るれ(和歌番号581)


<現代語訳>
(紀貫之)
五月の山では、高い梢で鳴くほととぎすの声が空から聞こえてくる。 私は泣く声もうつろな恋をすることである。(和歌番号579)

凡河内躬恒
秋霧に晴れ間がないように私の心も晴れる時がない。そんな心では、立ち居のほどさえもおぼつかないことだ。(和歌番号580)

清原深養父
草葉で虫が声を立てて鳴くように、私は声をあげて泣くのではないけれど、心中ひそかに涙だけが流れているのです。(和歌番号581)



<その他>
・ご覧の端末によって色合いが異なる場合がございますので、ご了承ください。

商品の情報

カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 書 > 掛軸商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域宮城県

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