管理番号 | 新品 :79174037 | 発売日 | 2023/11/18 | 定価 | 11,000円 | 型番 | 79174037 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
商品の説明
新品購入後に一度目を通しただけの写真集になります。
三島由紀夫が自決直前まで篠山紀信に撮らせた様々な「男の死」の場面。
幻の写真集、21世紀遂に発刊。
テキスト=三島由紀夫、横尾忠則。
【著者】篠山紀信
【装丁】ハードカバー
【発行】RIZZOLI 2020年
【サイズ】304mm×217mm×15mm
作家の三島由紀夫が1970年11月25日に自らが率いる民兵組織「楯の会」の隊員と陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で憲法改正を訴え決起を呼びかけ、受け入れられず割腹自殺を遂げてから今年2020年で50年。様々な関連書籍や映像が立て続けに出ている。
中でも三島が自らを被写体とし、写真家の篠山紀信に撮影させていたものの、自決事件によりお蔵入りとなっていた写真集の日本版が『OTOKO NO SHI』として、超大判金箔貼り50万円(税抜)、初版50部で命日に販売されることが2020年11月半ばに報じられ、大きな話題となった。事実上、一般庶民は見ることが能そうに思える作品だが、実はAmazonでアメリカ版をもう入手できる。
中身を覗き見ると、悪夢的な光景の数々に正直うならされる。多くを占める写真はタイトルのとおり、「死」へのオブセッション(強迫観念、妄執)に満ち満ちており、鍛え上げた肉体を晒した男が様々な死体となった様が並んでいる。
多くの写真は、色々な職業や属性、シチュエーションの男に扮した今でいえば「コスプレ」ものであり、ゲイ雑誌などに発表されるエロティック・アートやゲイファンタジーに通じるもののように見受けられる(それらの作品群は田亀源五郎が『日本のゲイ・エロティック・アート』シリーズで紹介しているので参照することが可能)。
腹に包丁を突き立てた魚屋、吊り輪にぶら下がる体操選手、倒れたバイク乗り、貴族的なフェンシング扮装、死化粧を分厚く施したデスマスク……様々な男たちの死に様を演じている三島由紀夫。足の不調で入院中だったという若き横尾忠則も引きずり出して巻き込んだ「死」や「苦痛」の場面がずらりと陳列されている。
商品の情報
カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > タレント写真集商品の状態未使用に近い発送元の地域宮崎県